慣れない国へ行く時、初めての国に行く時って、ついつい、あれもこれもと荷物が多くなりますよね…。
何が必要なんだろう…?? 本当に迷っちゃいます。
そんな方に、これは持って行って本当に便利だった、旅が快適になった、現地の人との面白い体験ができた!など
エジプトを実際に旅した上でのおススメの神アイテムを、荷物の邪魔にならない程度に、厳選してご紹介します。
エジプト旅行に絶対持っていくべき必須アイテム
私が13日間のエジプト旅行を終えてから、必需品以外のもので、これは持っていって本当に良かった!!と思ったアイテムはこちら。
トイレットペーパー
観光している時は、外のトイレを利用することが非常に多くなります。
エジプトのトイレの仕様は、アジアの国と同様、紙は流さずに備え付けのゴミ箱に捨てるタイプです。
エジプトのトイレには紙がないことも多かったです。代わりに水道のホースみたいなものが。
そう、水で洗って流すタイプのトイレです。びしょびしょになるだろ!!と、私は、恐ろしくて使えませんでしたが。
チップを取られるようなところでは手でカットした紙をもらえますが、まれにペーパーが設置されていても、この紙使いたくないなーと思うこともしばしば。
そんな時は、日本から持っていったトイレットペーパーを1日1つ、リュックに詰め込んで、自分だけでなく、ツアーの仲間と順番にまわしながら使いました。
日本のトイレットペーパーは柔らかくて使い心地も良いので、みんな喜んでいましたよ。
同じく、ティッシュペーパーも使い慣れた柔らかティッシュ系を一箱持っていきました。
除菌シート
前述のトイレットペーパーでも触れましたが、エジプトは衛生状態が良くないのと、水の状態も良くないので、除菌シートは必ず必要です。
食事の前の手の消毒、トイレの便座を拭く、椅子やテーブルを拭く、砂埃をはらうために靴やリュックを拭く、等どこでも活躍しますので、旅行日数を考えて、多めに持っていきたいアイテムです。
酔い止め薬
乗り物に酔いやすい方は、当然持参するとは思いますが、エジプト周遊の旅や旅程にバスでの移動の多い方は、少し多めに持っていくのが良いと思います。
私自身は、乗り物酔いはしないのですが、13日間の日程で4~5日はバスでの長距離移動が組み込まれていて、
同じツアー参加者で乗り物に弱い方は、本当にバスではグッタリと青い顔をしていて、とても気の毒でした。
エジプトの道路は日本のようにキレイに舗装された道ばかりではありません。
地方では、都市部より以上に、移動中の振動を感じやすく、デコボコ道も多いです。
いつもは乗り物酔いしない、という方も念のためお持ちになると安心かもしれません。
ネックピロー
飛行機に乗る時でさえネックピローを使わない私が、この旅で「持って行って本当に良かった!」と思ったものの一つ。
昔は、浮き輪を膨らますように空気を入れて使うビニール製のものが主流で、「逆に首が痛くなるわぃ!」とウン十年、全く使わないうちに、時代は変わり、ネックピローも進化を遂げていました。
空気は手で押すポンプタイプでラクチンに入れられるわ(そして口で膨らまさないので衛生的)、肌にふれる部分の肌ざわりの心地よさや首まわりへのフィット感も格段にアップ。
長距離のバス移動などで使っていたのですが、眠る時はもちろん、起きている時でもネックピロー1つで首が支えられ、ヘンな首こり、肩こりを感じずに、本当に身体が楽でした。
今は高性能なものも様々出ていますし、意外とコンパクトなので、「ネックピローは苦手」という人もこの機会にどうぞ再チャレンジを。感動モノですよ。
高性能マスク
今の時代、マスクはマストとなりましたが、マスクが必要でない時代から、エジプトではマスクがあったほうが良いと思いました。
砂漠の国なので当たり前ですが、砂埃が多いんです。
外出して戻ってくると鼻の中真っ黒、みたいな感じです。
特に2月下旬から5月上旬にかけて、エジプトでは砂嵐が多く発生して、現地でもアレルギーや呼吸器疾患が急増するといいます。
アレルギー(鼻炎やぜんそく等)のある方は、必ず持参しましょう。
私は普通のマスクと、N95マスク、防塵マスクも用意して持っていきました。
結果、ピラミッドの中の異臭や、砂舞う中での観光、いろんなシーンで役に立ち、大正解でした。
ただ、暑い国で密封性の高いマスクは息苦しい時も多々あったので、自分の体調と相談しながら機能の使い分けなどをして利用すると良いと思います。
くれぐれも、熱中症には気をつけてくださいね。
その他に、目薬、洗眼薬、うがい薬、のど飴など、ご自分の状況によって持って行くと良いと思います。
私は、洗眼薬が意外と役に立ちました。目の中にけっこう砂が入ってくるので、洗うと目薬よりサッパリできました。
洗濯グッズ
同じホテルに2泊以上する方、旅のスケジュールにナイル川クルーズが2泊以上ある方で、荷物はなるべく少なくしたい、という方は、洗濯グッズをお持ちになると良いと思います。
ホテルに一泊づつしか泊まらない周遊タイプの旅では、なかなか洗濯をするタイミングをはかるのは難しいですが、2泊あれば、洗濯物は充分乾きます。
特に、クルーズでゆったり3~4泊される方は、洗濯する時間も、乾く余裕も充分あるので、おすすめです。
友人がクルーズ4泊の間に、ジーンズを洗っていましたが、バッチリ一日で乾いていました。
私が乗ったクルーズ船にはランドリーサービスはありませんでしたが、大型のクルーズ船などではランドリーサービスはもちろん、セルフランドリーのある船もあるようなので、現地でお洗濯を視野にいれている方は、出発前に問い合わせてみてくださいね。
フリクションペンや多色カラーペン
これは、ツアー前にアナウンスがあり、持っていったもの。
エジプトは交渉の国。値切る文化です。
エジプト人にはフリクションなら単色でも十分魅力的。
お土産をたくさん買いたい方は、持っていると値切るのに役に立つことがありますよ~。
マジか…
何故?? と不思議に思いつつも、安い単色のフリクションペンと3色ボールペンを10本ほど仕入れていきました。
結果、割とどこでも値切りに通用しました。
ホテルのショップや、貴金属店、スパイスや香料のお店、パピルスのお土産店、アラバスターなどの石のお店、衣料店。
値段交渉で「もうここまでか!」という最後の切り札におもむろにペンを出すと、割と簡単に更に割り引いてくれました。
少々ですけどね。
あちらも「もっとくれたらもう少し安くする!」とか新たに交渉が始まったりしますが、それも旅の良き思い出。
ぜひ、お試しくださいませ!
【番外編】日本のお菓子
エジプトはお米を食べます。
ですので、思ったよりは食事があうな、と思われる日本人の方は多いと思います。
ですが!
やはり、どうしても譲れないのはスイーツ。
エジプトのスイーツは本当にバカ甘いのです。
そんな時、懐かしくなるのは、日本の繊細なお菓子たち。
普段からのお気に入りのお菓子はもちろんですが、塩味のシンプルなおせんべい、日持ちする一口羊羹、緑茶のティーバッグ
こういったものがあれば、なんとか持ちこたえられると思います。
私はナイル川クルーズであんこを食べた、あの奇妙な感動を、きっと一生忘れないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どれも、持って行って良かった!と心底思ったアイテムをご紹介しました。
なぜエジプト人にフリクションペンが人気なのか?それはよくわからないのですが、みなさん、めちゃくちゃ欲しがっていました。
それも、道端のお土産売り場のようなところだけでなく、恐る恐る出した貴金属店やホテルのショップのようなちゃんとした店舗でも通用したのが驚きでした。
この情報が、エジプトに行く際の参考になれば、うれしいです!
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